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依頼を受けた当初、東レはあり余る開発力をビジネスにどう活かしていくかの風土とマーケティングマインドに欠けていた。この稀なる優良企業の能力をどうすればより事業的に花開かせることが可能となるか、「東レ型CI」は「新しい東レ」を考える全社員運動の上に、「新創業」として結実した。それは人々の豊かな暮らしを導く価値を創造するという企業目標の象徴行為が、新理念の策定と「東レ」から「TORAY」へとコーポレートブランドを変えた新しいシンボルデザインの開発導入である。これによって新TORAYは従来型の川上素材産業にとどまることなく、川中・川下型産業としての拡がりを持つ意識体質への企業変革を目指し、理念開発に始まる新アイデンティティの確立を推進していくこととなる。
■東レの最大の経営資源は新素材開発力。その企業力を活かすために川上〜川下産業に至る幅広い企業力の向上を目指すべく理念構築からなる刷新が図られた
■滋賀の事業所(応用研究所)に建つ新理念モニュメント
■今も続く世界的なテニス大会「TORAYパンパシフィックトーナメント」
■三島工場の巨大サイン新幹線からよく見えるため、既得権を活かしながらも極めてシンプルな表現を心がけデザインされた
■個性的な商品ブランドのモデルデザイン開発