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- 社名
- : 株式会社INAX
http://www.inax.co.jp/
- 旧社名
- : 伊奈製陶株式会社
- プロジェクト開始年
- : 1983年
- 発表年
- : 1985年
- コ・クリエイター
- : 早川邦彦、象設計集団、梅田正徳、ケネス・グレンジ、
三橋いく代、坂本菜子、太田富士子、田中俊行、吉尾浩次、永田泰弘
- リンク
- : 住生活グループ
http://www.jsgc.co.jp
伊奈製陶はINAXへの社名変更、VI開発から文化戦略に及ぶ7つの目標を掲げたCI戦略プロジェクトを策定し、終局的にはトイレをはじめとする水廻り事業開発を核に据え、業界シェア80%のガリバーTOTOに果敢に挑んだ。その結果、いくつかの既成概念破壊の策で、従来は日陰者であったわが国のトイレを一躍日向者の存在にし、約10年で市場規模全体を3倍にするという市場創造成果を生み出した。こうした一連の実績は、一気にINAXを先端企業・トイレ文化革命者と成し画期的に企業イメージを高め、他方で自社を地味なローカル体質企業・生産型製造業からナショナル・インターナショナルな開発型製造業に変革させた。結果は、全米400の大学で受講されたIBM社の寄附講座にケーススタディとして取上げられ、日本のCIレベルの高さを証明することとなる。伊奈輝三社長(当時)という素晴らしい先見性ある意志決定者に恵まれた成果でもある。
■INAX独自のマーケティングマネジメント・パラダイム(枠組み)づくりと企業アイデンティティの構築モデル
■従来の社是・行動指針など全てを見直し、
在るべき企業人・企業像を目標化した新理念INAX5
■今後へのデザイン開発コンセプトと企業変革方針の策定
■パッケージ類へのVI展開
■新コンセプトから生まれた新商品
(Co-designer Kenneth Grange)
■新しいINAXブランドの在るべき視覚世界を示す
VISツリー
■日本国中の公共トイレ美化のトリガーとなった常滑トイレパークの図面(左)と実際の建物(右)