- 名称
- : 豊後・大山 ひびきの郷
http://www.hibikinosato.co.jp/
- プロジェクト開始年
- : 2000年
- 発表年
- : 2002年
- コ・クリエイター
- : 真田彬・新村則人・木村明彦・福井恵子
大分県の奥地:大山町に出現した温泉、宿、レストラン、工房・リキュール工場の5つの複合施設をいかに魅力的に、そして個性的に見せるか。一村一品運動発祥の地でもあった大分県大山町は人口2000人余の小さな山村であったが、時の三苫善八郎町長以下進歩的な指導者たちから相談を受けたPAOSでは、新しい地域自立型アイデンティティのコンセプトを立て、地場の若者達の成果である地誌を活かした個性的なキャラクターシンボルを核としたVIシステムを提案。その結果、オープン初年度の来場者目標を5ヶ月で、物販目標を8ヶ月で達成することになる。しかし、このキラリと輝く地域の星:大山町も、市町村合併の大きな流れの中で日田市に併合されていく運命を辿る。
■大分県大山町は人口2000人余の山奥の山村、そこにコミュニティ・アイデンティティが組織的に展開されるよう、まず概念モデルが描かれた
■デザインガイドライン地場起こしのモデル・プロジェクトひびきの郷は、地元の若者たちが調べた地誌を元にまずキャラクターシンボルがつくられ展開用のルールが図られていった
■各施設でのシンボル表示パターン
■導入路サイン
■宿泊施設のサイン事例
■キャラクターシンボルや特産品である梅をモチーフにデザインされた開発商品