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- 社名
- : 毎日新聞社
http://www.mainichi.co.jp/
- プロジェクト開始年
- : 1991年
- 発表年
- : 1993年
- コ・クリエイター
- : 薬師神親彦
日本最古の新聞は競合紙に比べ編集・販売・広告いずれも壁にぶつかるトリレンマ状況に陥っていた。依頼を受け調査を試みた結果は、競合の読売・朝日がいずれも強いイメージの柱を持っているのに対し、毎日新聞に対する一般の圧倒的反応は「イメージが無い」であった。個性の時代に致命傷とも言えるこの問題点をいかに解決していくか。全国紙という保守的な巨大マスコミに「新聞革命・個性派ペーパー・記者個人の顔が見える記事・受け手発想・開かれた新聞・・・」等々のテーマが掲げられ数々の改革のメスが入れられていく。伝統的な題字の変更や折っても記事が途中で切れない段割り等数々の挑戦はまさに新聞革命への象徴行為であった。
■大新聞・全国紙ゆえのあらゆる問題・課題が詳細に解析されていった
■「新聞革命」を合言葉に進められて行ったCIプロジェクト。その進行は逐一ニュースとして社内に流されていった
■紙面構成からレイアウトシステム、記事の書き方、写真の撮り方まであらゆることが見直されていったが、そのもっとも象徴的な変更は題字。通常はインテリジェントブルー、「みどりの日」だけはグリーン
■レイアウトフォーマットも徹底変更された
■最初の調査で毎日新聞の最大の特色は「イメージがない」だった。まずその問題のブレークスルーがブルーを配した題字
■いかにも古臭かったイメージの新聞販売店の改装も大きなテーマ
■シンボル「毎日の目」を配したノベルティ類