PAOSは、研究で導き出された成果を実践で活かし、実務で生まれた疑問を研究活動で解決する、という仕組みの中から、新しい理論や手法を編み出し続けてきました。昨今「高度デザイン人材育成プログラム」などと称され世界の専門大学院教育の場でカリキュラム化されようとしている内容の多くも、既に40年以上も前からPAOSでは実務の中で具現化してきました。新しいコンセプトや意味を表現するために創り出したことばも、「美的標準化」「情報価値」「感性訴求」「企業の文化戦略」「企業美」「セルフコントラストマーケティング」「コーポレートゥルギー」「メタプルヌール(蘇業)」・・・など、数多くあります。
気がついてみると、40年余という時間は、私たちに様々な業種・業態・業容の豊富なCIプロジェクト体験を与えてくれました。そして、「同時期には1業種1社」という方針のもと、クライアントとなるべく長いお付き合いをしていくことを前提としてきた結果、固有の深まりを持つ多数・多彩なプロジェクトも経験してきました。特に100社を越えるクライアントの仕事を通じて得た、その時々の業界の最先端情報や各企業固有のDNA・思考法・経営手法がPAOSという小さな会社の中に蓄積され、大きなデータバンクとなり、シミュレーションモデルとしての優れたスクリーニングフィルターとなっています。
こうした多くの経験や各種実験の結果、独自のノウハウや経験則が生まれ、随所でシナジー効果を発揮してくれることは、今やPAOSにとって大きな資産となっています。
■PAOS「情報価値牽引型経営体の創出」戦略プロセスモデル
■PAOSが制作した企業のCI管理マニュアル類
■海外で取材した際に頂いた貴重なマニュアル類