「今後、わが国で最も大きく変化していく場所の定点撮影を」との企画でこのプロジェクトは始まった。新宿西口が淀橋浄水場という大きな空き地であった所に、先ず京王プラザホテルが建ち始める。時に1969年7月10日。以来、都庁をはじめとする超高層ビル群が林立していく様子をつぶさに記録。2019年7月10日に50周年を迎えました。
西新宿で群としてつくられていった超高層ビル街は、地震大国日本におけるわが国建築技術力の成果であり、高度経済成長の象徴でもあります。同時に、この経緯を眺め暮らし、共に成長した人達にとっては、自分史の思い出の鏡でもあります。この“日本の進歩のエポック”をドキュメントした社会的・歴史的価値ある貴重記録をぜひ多くの方々にご覧頂き、これからの都市づくりへの考察を共有できればと願っています。
1969年から2004年までの浄水場跡地に立ち上がっていく、西新宿超高層ビル街の激変を淡々ととらえた貴重記録の写真集。ページを繰るたびに、自分史の中に刻み込まれた懐かしい思い出が次々と蘇ってくる。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4324078750/249-0350018-4823556?v=glance&n=465392
写真/全120カット(定点撮影)
対談/西新宿の明日を語る 中山弘子(新宿区長)×中西元男
鼎談/超高層都市“西新宿”の可能性 白井克彦(早稲田大学総長)×伊藤滋(都市計画家)×中西元男
寄稿/泉麻人(コラムニスト)・内藤徹男(日本設計会長)・伊藤修(京王プラザホテル元総支配人)・三上たま(淀橋町会婦人文化部長)・河野孝造(西新宿一丁目町会副会長)
資料/西新宿の歩み、高層ビル設計データ等
変化に対応しながら50年間撮り続けてきた記録と東京都庁の建設を中心に一日8カットずつ朝昼晩と撮り続けてきたカラー記録抜粋版の2編で構成された記録映像。
http://www.paos.net/news-jp/2019/10/191024.html
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